僕はどちらにも属さない。
あるパーティに出席した。
ある大物駐在員がいた。
「●●さん、こんにちわ!」 僕は元気に挨拶する。思いっきりの愛想笑いを浮かべて。
その人。
「・・・・・・あ~どうも」ボソボソっという。

ある女の子がそばに寄って来た。
「●●さん、こんにちわ!」かわいらしい笑顔で張りのある声が特徴的だ。
その人。
「やぁ!」ブラブラブラブラ 満面の笑みが今の脳裏に焼きつく。

僕は自分より立場の弱い人たちにどのような態度をとっているだろうか。
帰り道そう考えた。

シドニーではニューイヤーイブに花火があがる。
高層ビルで花火を上からしか見ない偉い人でも、雑踏にまぎれて盛り上がる僕たちをリスペクトしてくれる大物駐在員もいる。

得てしてこのオーストラリアは、やれ駐在組だの永住組だの、やたらこだわる。
永住組の人のほうがすごくこだわる。僕らは僕らのコミュニティで力を合わせて・・・なんて真顔で語る。

僕はどちらにも所属しないテンポラリーである。
その昔、ワーホリの時は永住組からよくいやみを言われたものだ。

立場が変わると、みんな目線も変わる。

僕は今どのような目線でいるだろうか。
あの悔しい思いがぼやけていないだろうか。

あの大手企業の人に会うたびに、自分の今の姿を見返すのである。

写真はノースヘッドというマンリーの高台から見たシティである。
雨があがりかけて霧がかかっているのが幻想的。
でも人と人のコミュニケーションは霧がかかってはだめ。
幻想的。

ふと今日のパーティで思ったことである。
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by mosmania_balmoral | 2005-12-21 20:38